私たち太豊陸運は、鶏卵物流部門と一般物流部門の二本立てで事業展開をさせて
いただいております。
そんな当社には、最近ちょっとした自慢があります。
それは、「当社では従業員の定着率が高い」ということです。
これは、人財の存在が不可欠な私たちのような業界では特に、大変喜ばしいことです。
直近2年間の社員定着率は90%以上で、この2年間で22名の社員が当社に入社し、
今も毎日頑張っています。
では、社員の定着率が高い理由は一体何なのか、考えてみました。
当社では、自社で配車して、ドライバースタッフに毎日の運行内容を指示する
のですが、それぞれの仕事内容には大変注意を払っています。
積込現場での長時間待機が発生したり、予期せぬ大渋滞などで、予定していた
運行時間を大幅に超過してしまうことがあります。
運送会社の仕事をしていると、こういったことは正直つきもので、ドライバー
の体力的負担も大きくなります。
このように、拘束時間が思いのほか長くなってしまった時などは、思い切って
翌日の運行予定を、時間の短い内容に変更することがあります。
無理に毎日超過勤務を続けたときに、トラブルは必ず発生すると考えていますし、
過度な疲労続きは、社員の体力とモチベーションの低下を招くと考えているから
でもあります。
社員1人ひとりの運行状況、健康状態に対して、中々完璧にとは言えないまでも、
細心の注意を払って向き合い考えるようにしているということに関しては、
どちらの会社さまにも負けていない自信があります。
勿論、お給料のベースアップに関しては4年連続で実施しており、
1人ひとりの評価査定も、積極的に行っております。
なによりも社員の状況を考えて、1人に対して限界まで考え抜くことが、
当社で出来る最良の「働き方改革」であると考え、会社として全力で実行
しているということをお伝えしたいと思います。
また、当社では、5名~10名のチームに対して1人、チーフ職を任命して
います。
チーフの仕事は、担当するチームのリーダーとして、現場でチームワークを
確立し、チームの社員の意見を収集したり、問題点があるときには上司に
即座に報告する等、重要な役目を任されています。
また、会社を成長させるための積極的な提案事項の発表なども義務付け
られています。
優秀なチーフ達で成り立つ、このチーフ制度の確立によって、風通しの良い
社風が形成されているとすれば、会社としてもありがたいことです。
運送会社は、前述でも書いたように、人財なしには成り立たな産業です。
典型的な労働集約型産業であり、人に成長させられ、人にしっぺ返しを
される事業体です。
そんなこともあり、当社では、社員の存在は「宝」に他なりません。
今後も社員と共に、太豊陸運グループは成長軌道を描いていけるよう、
日々精進して参りたいと思います。
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