太豊陸運では、食品物流専門の自社配送センターを所有、
運営しております。
この配送センター、とっても重要な役割があるんですよ。
今回は、配送センターの必要性を事例と共にお伝えします。
例えば、岡山県の食品メーカー様が、大阪府内のスーパー
10店舗に直接食品を配送したいとします。
この場合、配送センターを持たない地元の運送会社様が
大きなトラックを使って全店舗に配送するというのは、
少々無理があります。
なぜならば、大阪府内(特に大阪市内)は人口密集地域だけ
あって、スーパーやコンビニも多くあるのですが、
近隣に建物が密集しているケースも多いので、
スーパーやコンビニに十分な搬入スペースが確保されて
いないことがあります。
よって大型や中型トラックでは搬入できないことが
多々あります。
またもし岡山県から小型トラック数台に荷物を積み分けて
出発するとなると、燃料コストや高速費用、人件費なども
トラックの台数分必要になり、多額の運賃がかかってしまい
ます。
このままではせっかくのお取引が台無しになってしまいま
す。
こんな時です。このような場合に配送センターを活用する
ことの出来る物流事業者とタッグを組むと、大変有利です。
まずは岡山県から大型トラックや中型トラックで、
大阪府の配送センターにお荷物をまとめて搬入してしまいま
す。
そして、配送センターでは各ルートの中型、小型トラック等に
お荷物を仕分け(ピッキング)して積み込みます。
仕上げに、ドライバーが各店舗へお荷物を配送します。
宅配便のイメージでしょうか。
こうすることで、荷主企業様は無理なくお荷物を配送できる
だけでなく、物流コストについても格段に効率化することが
出来ます。
商圏の配送センターを活用するということは、効率面で
大きなパフォーマンスとなり、荷主企業様の大きな力と
なります。
配送センターを活用するということは、私たち物流業者に
とっても、お客様に有効な物流をご提案するための手段
として、大変重要です。
配送センターの存在が如何に大切なものか、
ご理解いただけましたでしょうか。
人が生きていくのに絶対必要な食品を安定供給するため、
大きな役割を任せていただいているという自覚と責任を
持って太豊陸運は、日々業務に対し真摯に取り組んで
まいります。
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