大阪で食品運送を中心に、毎日お客様の商品を確実にお届けしております。
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今回の記事は、次回と合わせて計2回です。 → 食品物流のノウハウ2
食品物流に携わる物流会社には、多様なノウハウが必要になってまいります。
今回は、食品物流業者が持ち合わせるべきノウハウについて、ご紹介させていただきます。
食品メーカー様が、事業者を選定する際の参考にしていただければと思います。
食品物流の世界では、工業製品などとは少し違い、納品時間を厳しく制限される場合が多いです。
生産してからいかに短い時間で店頭に並べることができるかが、
小売業者(スーパーやコンビニ等)の商売の肝となるといっても過言ではなりません。
スーパー等ではパートタイマーの出勤状況などを元に納品時間を制限される場合もあります。
様々な交通状況、配送事情がある中で、食品物流業者には時間を守るという重要な使命があるんですね。
太豊陸運では、大阪で食品専門の自社配送センターを運営しておりますが、
特に注意しなければならないことが、センター内の在庫管理です。
各方面へ向かうトラックに積載すべき荷物の量と種類を正確に把握し、
ピッキング(仕分け作業)していきます。
この行程でもし間違いが起これば大変です。
例えば、スーパーAへ、特売に向けて50ケースの荷物を搬入する予定があるとします。
配送センター内でミスが起こってしまうと予定数量を搬入出来なくなる可能性があります。
こうなったら大変です。
スーパーで特売と銘打っていた商品を目当てに買い物客が来店しているのに、
商品がないという事態になってしまいます。
店舗はその日の売上を損なうばかりか、地域のお客様の信頼を大きく裏切ってしまうことになります。
このような事態が起こらないように物流業者は普段から在庫管理をシステム化し、
確実な管理体制を取らなければなりません。
長年の経験を元に培ったノウハウは、お客様の信頼を守るためにこそ、生きるのです。
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