食品・鶏卵運送専門|食品物流に特化した大阪の運送会社【太豊陸運】

サプライチェーンとロジスティクス

2015-03-19

「サプライチェーン」と「ロジスティクス」

サプライチェーン」とは、

個々の企業の役割分担にかかわらず、

ある製品の原材料からの製品化または商品化したあとの

様々な販売形態や物流手段を経て、

エンドユーザーに届くまでのプロセスをいいます。

東日本大震災以降、

この連鎖にかかわる企業1社でも生産が出来なくなると、

サプライチェーンの機能停止状態(サプライチェーンの寸断)となり、

必要な時に必要なものが届かない事態がいろいろな場面で生じたことにより注目されています。

 

また、

サプライチェーン・マネジメント(SCM)」は、サプライチェーンを管理することを指します。

これは供給サイドに立った考え方で、

製品製造から販売に至るまでの供給プロセスを管理するシステムをいいます。

これは、

資材供給から製造物流、販売のすべてを過去のデータに基づき、

確実に売れる分だけ供給すれば、過剰な供給や無駄な在庫を防ぎ、

企業の利益増・顧客満足向上を目指すものとされています。

 

ロジスティクス」とは、

もともと軍事用語をビジネス用語化したもので、

前線の戦闘部隊に必要な物資を供給したり、

計画・移動・情報管理その他のあらゆる後方支援を意味するものです。

ビジネスにおいても、

ある企業内における最前線である営業活動の後方支援という役割で、

顧客ニーズに合わせた生産地から消費地までの

モノの流れを計画的に効率よく行うことを目指すものと解釈されています。

 

ここで、ロジスティクスをサプライチェーンに組み合わせると

ロジスティクスは、

市場の顧客ニーズによる販売動向を企業内において効率化する目的でした。

 

サプライチェーン・マネジメント(SCM)は、

ロジスティクスを取引する間柄である企業間にまで拡大することになります。

 

サプライチェーン(供給連鎖とも言います。最終顧客に向かう供給にかかわる企業

の繋がりを指す)のエンドユーザーは消費者となるので、その最前線は小売店です。

 

個々の企業が「取引」関係を見直して、顧客ニーズなどの情報を共有し、

製造作業や商品市場の無駄をなくすことによって、売る側も買う側も、消費者も

よりよい環境を作ることができると思います。

 

売る側と買う側の利害関係では、買う側がムダな在庫をもたずに毎日注文してくると、

売る側の配送コスト負担が大きくなります。

さらに、買う側がリベート欲しさに大量発注をした後、大量の在庫が返品されると、

ここでもまた、無駄な輸送が発生します。

 

そこで、

ロジスティクスをサプライチェーンに組み合わせるとどうでしょう。

たとえば、

あるメーカーが、毎日オンラインで

卸売り企業内配送センターでの自社製品の出荷状況を

把握するシステムを導入しているとします。

そこでは、

メーカー側が、常に自社製品の減り具合を把握できるため、

在庫補充の動向を予測して可能な限り配送回数を減らし、

まとめて補充するようになることで配送費を低く抑えられますし、

トラック輸送の回数を減らすことは、地球環境保全においても重要です。

さらに、卸売り企業側も仕入発注作業や在庫管理の心配も手間もありません。

 

市場にモノが過剰に供給される大量生産・大量消費の時代から、

長い目で見た地球環境に配慮したモノの生産方法や物流方法を目指すことで、

よりよい社会になればと思います。

 

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